ハワイのクジラ・ウミガメ・ハコクラゲの季節【2026〜2027年】見られる時期・場所・近づいてよい距離

ハワイの海の生き物は「いつ、どこで」がはっきりしています。ザトウクジラは冬だけ、ウミガメとモンクアザラシは1年中、ハコクラゲは満月のあとに決まった浜へ。この記事では、12か月の早見表、それぞれの見どころ、NOAA(米国海洋大気庁)の保護区が定める観察の距離とルール、市民参加のクジラ一斉カウントの2027年の日程をまとめました。
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先に結論
ザトウクジラは12〜4月にハワイの海にいて、1〜3月がピークです。マウイ島西岸が本場で、オアフ島ではマカプウ岬の展望台から見えます。ウミガメは1年中、ノースショアのラニアケア・ビーチで見られます。NOAAの保護区は、クジラから100ヤード(約91m)、イルカから50ヤード(約46m)、モンクアザラシから50フィート(約15m)、ウミガメから10フィート(約3m)以上離れるよう求めています。ハコクラゲは満月の8〜10日後にワイキキなど南向きの浜に来るので、その日は浜の警告表示を確かめます。
結論:何がいつ見られるか
クジラ目当てなら1〜3月、ウミガメ目当てなら何月でも、というのが結論です。距離のルールはNOAAの保護区(ハワイ諸島ザトウクジラ国立海洋保護区)の公式サイトに書かれているもので、「生き物のほうから近づいてきたら、落ち着いてゆっくり下がる」が基本です。
月別の早見表
| 月 | ザトウクジラ | ウミガメ・アザラシ | 海の様子・注意 |
|---|---|---|---|
| 1月 | ピーク。市民カウント(2027年は1月30日) | 1年中見られる | ノースショアは大波。海水温24℃前後 |
| 2月 | ピーク。市民カウント(2027年は2月27日) | 同上 | 大波の季節が続く |
| 3月 | ピーク。市民カウント(2027年は3月27日) | 同上 | 大波の季節の終わり。ホノルルは雨が多めの月(59.9mm) |
| 4月 | 数が減り、北へ帰り始める | 同上 | 乾季に入る。海が穏やかになる |
| 5月 | 季節の終わり。見られる保証はない | 同上 | 穏やか。雨が少ない |
| 6月 | いない | 同上 | ハリケーンの季節(6〜11月)が始まる。海水温27℃前後 |
| 7月 | いない | 同上 | 夏の海。ノースショアも穏やか |
| 8月 | いない | 同上 | 1年でいちばん暑い(ホノルル最高31.6℃) |
| 9月 | いない | 同上 | まだ夏の海。ハリケーンに注意 |
| 10月 | いない | 同上 | 雨が増え始める |
| 11月 | 早い個体が来始める | 同上 | ノースショアの大波が始まる。雨季入り |
| 12月 | 本格的に見られるようになる | 同上 | 海水温24℃前後。大波の季節 |
ハコクラゲは季節に関係なく、毎月、満月の8〜10日後に南向きの浜へ来ます。表の月に関わらず、ワイキキで泳ぐ日はカレンダーを確かめます。
1月ホノルル 27°/19° · 47 mm
2月ホノルル 27°/20° · 49 mm
3月ホノルル 27°/20° · 60 mm
4月ホノルル 28°/21° · 20 mm
5月ホノルル 29°/22° · 21 mm
6月ホノルル 30°/23° · 13 mm
7月ホノルル 31°/24° · 13 mm
8月ホノルル 32°/24° · 21 mm
9月ホノルル 31°/24° · 22 mm
10月ホノルル 30°/23° · 38 mm
11月ホノルル 29°/22° · 57 mm
12月ホノルル 28°/21° · 55 mm

ザトウクジラ:12〜4月、ピークは1〜3月
ザトウクジラは夏をアラスカの海で過ごし、冬に出産と子育てのためハワイの暖かい海に来ます。NOAAの保護区は季節を「例年11月から」としていて、数が増えるのは12月、もっとも多いのが1〜3月、4月には北へ帰り始めます。
| 見る場所 | 特徴 |
|---|---|
| マウイ島西岸(ラハイナ・カアナパリ沖) | 本場。保護区の中心で、船のツアーも海沿いの道からの観察もしやすい |
| オアフ島 マカプウ岬 | 灯台トレイルの展望台から、潮吹きやブリーチ(跳ね上がり)が見える。双眼鏡があると見つけやすい |
| オアフ島 ハロナ潮吹き穴の展望台 | 車を停めてすぐ見られる。マカプウと合わせて東オアフのドライブで回れる |
| ホエールウォッチングの船 | マウイ島、オアフ島のどちらからも出る。保護区のルールに沿って運航する事業者を選ぶ |
陸から見るコツは「海面の白いしぶき」を探すことです。潮吹きは数秒で消えるので、同じ方向を見続けていると、次の潮吹きや背中、尾びれが見えます。朝の風の弱い時間帯は海面が静かで、しぶきが目立ちます。
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ウミガメ(ホヌ)とモンクアザラシ:1年中、距離を守って
ウミガメはハワイ語で「ホヌ」と呼ばれ、季節に関係なく見られます。もっとも知られた場所はオアフ島ノースショアのラニアケア・ビーチで、岩場に上がって休むカメを浜から見られます。ワイキキ周辺のシュノーケルやサーフィンの最中に海中で出会うことも多く、特別なツアーは要りません。
ハワイモンクアザラシは、ハワイ諸島だけにいる希少なアザラシです。日中に浜へ上がって寝ていることがあり、ロープで囲ってボランティアが見守っている光景に出会うことがあります。寝ているだけなので心配は要りませんが、近づかず、囲いの外から見ます。
| 生き物 | NOAAの保護区が求める距離 | してはいけないこと |
|---|---|---|
| ウミガメ | 10フィート(約3m) | 触る、乗る、餌をやる、海中で追いかける |
| ハワイモンクアザラシ | 50フィート(約15m) | 浜で寝ている間に近づく、囲いの中に入る、犬を近づける |
| ハシナガイルカ | 50ヤード(約46m) | 群れを囲む、泳いで追いかける |
どちらも連邦と州の法律で守られている動物です。写真はズームで撮り、自撮りのために背後に回らないようにします。カメが岸に上がる道をふさぐ、カメと海の間に立つ、といった行動も避けます。
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ハコクラゲ:満月の8〜10日後に南向きの浜へ
ハコクラゲ(ボックス・ジェリーフィッシュ)は、満月の8〜10日後にオアフ島の南向きの浜に流れ着きます。ワイキキ、アラモアナ、ハナウマ湾がその代表です。ワイキキ水族館が「ハコクラゲ・カレンダー」として来る日の予測を公開しているので、泳ぐ日と重なっていないかを事前に見ておきます。
ハナウマ湾は入場に予約が要り、受付は2日前の7時(ハワイ時間)からです。予約を取る前にハコクラゲの予測日を見ておくと、取り直しの手間がありません。
あわせて読みたい: ハナウマ湾 — ハナウマ湾の予約(州外の13歳以上は$25・駐車$3・2日前のハワイ時間7時から受付)、休園日(月曜・火曜・クリスマス・元日)、入場6時45分〜13時30分、ワイキキからの行き方、入場前のビデオ、シュノーケルのルールと持ち物をホノルル市の公式情報でまとめました。
観察のルール(NOAAの保護区の公式サイトから)
ハワイ諸島ザトウクジラ国立海洋保護区の「Responsible Recreation(責任ある海の楽しみ方)」のページに書かれているルールをまとめます。2026年10月時点の内容です。
| ルール | 内容 |
|---|---|
| 距離 | クジラから100ヤード(約91m)以上。ハシナガイルカから50ヤード(約46m)、モンクアザラシから50フィート(約15m)、ウミガメから10フィート(約3m) |
| 近づいてきたら | 落ち着いてゆっくり離れる。船ならエンジンをニュートラルにする |
| 囲まない | 動物を完全に囲まない、船と岸の間に追い込まない、逃げ道をふさがない、母子の間に入らない |
| 船の動かし方 | 低速で、動物の進む方向と平行に動く。正面から近づかない |
| カヤック・SUP | エンジン音が無いので、ときどき音を立てて動物に気づいてもらう |
| 触らない | 海の野生動物に触る、持ち上げる、乗ることはしない |
距離の数字は保護区の公式ページに書かれているものです。ドローンの扱いや、クジラと一緒に泳ぐことについては同じページに記述が無かったので、ツアー会社や保護区の案内で確かめてください。日焼け止めについては、ハワイ州でオキシベンゾンとオクチノキサートを含む製品の販売が2021年1月1日から禁止されているので、海に入る日はこの2つを含まないものを使うとサンゴと生き物にやさしくなります。
あわせて読みたい: ルールとマナー(罰金になること) — ハワイで罰金になるルール(公園・ビーチ・バス停の禁煙$100〜、横断歩道以外の横断$130、横断中のスマホ操作$15〜、ビーチでの飲酒、21歳未満の飲酒、ウミガメ3m・アザラシ15m、全席シートベルト)と、チップ・レイ・靴・服装など守りたいマナーを公式情報でまとめました。
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よくある質問
Q ハワイでクジラが見られるのは何月ですか?
12〜4月で、ピークは1〜3月です。NOAAの保護区は季節を例年11月からとしていますが、数が多く見つけやすいのは1〜3月です。4月は数が減り、5月以降は見られる保証がありません。クジラが目的なら1〜3月に日程を合わせます。
Q オアフ島だけでもクジラは見られますか?
見られます。東オアフのマカプウ岬(灯台トレイルの展望台)とハロナ潮吹き穴の展望台が定番で、東オアフのドライブで2か所まとめて回れます。マウイ島西岸ほどの数ではありませんが、1〜3月の朝、風の弱い日に海面のしぶきを探すと見つかります。船のツアーもオアフ島から出ています。
Q ウミガメは何月に見られますか?
1年中です。ノースショアのラニアケア・ビーチでは季節を問わず岩場で休むカメが見られ、ワイキキ周辺のシュノーケル中に海中で出会うこともあります。NOAAの保護区は10フィート(約3m)以上離れるよう求めていて、触る、乗る、追いかけるのはいけません。
Q ハコクラゲはいつ来ますか?泳いでも大丈夫ですか?
満月の8〜10日後に、ワイキキ、アラモアナ、ハナウマ湾などオアフ島の南向きの浜に来ます。ワイキキ水族館のカレンダーで予測日を確かめ、その日は浜の警告の表示に従います。水族館自身が「予測であり、クラゲはどの日にもいることがある」と断っているので、予測日でなくても表示があれば入りません。
Q クジラにどこまで近づいていいですか?
NOAAの保護区は100ヤード(約91m)以上離れるよう求めています。船でもカヤックでも同じで、クジラのほうから近づいてきたら、動かずに待つか、ゆっくり離れます。囲む、正面から向かう、母子の間に入るのは禁止です。ハシナガイルカは50ヤード、モンクアザラシは50フィート、ウミガメは10フィートです。
出典
このページの根拠にした公式・一次情報。2026年10月6日確認。
- NOAA Hawaiian Islands Humpback Whale National Marine Sanctuary — ザトウクジラの季節(例年11月から)と保護区の概要
- NOAA Sanctuary: Responsible Recreation — クジラ100ヤード、イルカ50ヤード、アザラシ50フィート、ウミガメ10フィートの距離と観察ルール
- Sanctuary Ocean Count — 2027年の一斉カウントの日程(1月30日・2月27日・3月27日、8時〜正午)と参加登録
- Waikiki Aquarium: Box Jellyfish Calendar — ハコクラゲの到着予測日と注意書き
このページを引用・リンクするとき: ハワイのクジラ・ウミガメ・ハコクラゲの季節【2026〜2027年】見られる時期・場所・近づいてよい距離 — ハワイ旅行ナビ, https://hawaii-tabi.com/when-to-visit/wildlife-season/



