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ハワイの治安と安全対策【2026年】置き引き・車上荒らし・海の危険・911と総領事館

ハワイは日本人が多く、英語が苦手でも歩きやすい旅行先です。それでも「海外」であることは変わらず、盗難も、海の事故も、高い医療費も、備えていない人のところに起きます。街・海・体・書類・緊急時の5つに分けて、何に気をつけ、何を用意しておけばよいかを説明します。
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先に結論
ハワイの観光地は昼も夜も比較的安全ですが、ビーチの置き引きと展望台・駐車場での車上荒らしは多く、荷物を車に残さないのが最大の対策です。海では離岸流、大雨のあとのブラウンウォーター、満月の8〜10日後のハコクラゲ、冬のノースショアの波に注意し、ライフガードのいる浜で泳ぎます。けがや病気は医療費が高いので海外旅行保険に入り、緊急時は911、パスポート紛失は警察に届けてから総領事館へ。横断中のスマホ操作は罰金$15〜35です。
結論:観光地は安全、ただし「物」は盗られる
ワイキキやアラモアナのような観光地は、昼も夜も人が多く、日本人の旅行者が普通に歩いています。暴力的な事件に旅行者が巻き込まれることは多くありません。いっぽうで、置き引きと車上荒らしは多く、日本の感覚で荷物を置いたままにすると狙われます。「人は安全、物は危ない」と覚えておくと、対策がはっきりします。
| 起きやすいトラブル | どこで | 防ぎ方 |
|---|---|---|
| 置き引き | ビーチ、フードコート、ホテルのロビー、朝食のビュッフェ | 荷物から離れない。泳ぐときは見張り役を残すか、貴重品を持たずに行く |
| 車上荒らし | 展望台、ビーチの駐車場、ハイキングの入口 | 車に何も残さない。トランクに入れる所を人に見られない |
| 夜道のトラブル | 人通りの少ない通り、夜の公園 | 明るい大通りを歩く。遠いなら配車アプリかタクシー |
| 声かけ・押し売り | ワイキキの歩道 | 立ち止まらない。「No, thank you」で歩き続ける |
夜に避ける場所の考え方
「このエリアは危ない」と地名で覚えるより、「人通りがあるか・明るいか」で判断するほうが役に立ちます。ハワイでは、昼ににぎわう場所でも夜になると急に人がいなくなる所があります。
- 人通りの少ない公園:夜の公園は、観光客が入る理由がない場所です。ビーチ沿いの公園も、日が落ちたら通り抜けに使わないほうが安心です
- チャイナタウンの夜:昼は市場やレストランでにぎわう一方、夜は店が閉まって人通りが減ります。夜に食事に行くなら、店の前まで配車アプリで行き、帰りも店から呼びます
- ワイキキの裏通り:大通り(カラカウア通り、クヒオ通り)は深夜まで明るく人がいますが、1本入ると暗くなります。ホテルまでの近道より、明るい道の遠回りを選びます
- 酔った人の集まり:バーの前や深夜のコンビニの前でからまれたら、相手をせずに離れます
海の安全:旗・離岸流・濁り・クラゲ・冬の波
ハワイの海の事故の多くは、ライフガードのいない浜や、警告が出ている日に起きます。アメリカの国立気象局(NWS)は「ライフガードのいる浜で泳ぐ」ことを最初の対策にあげていて、ライフガードのいる浜で溺れる確率は1,800万分の1と説明しています。晴れて穏やかに見える日にも離岸流はできる、とも書いています。
| 危険 | 見分け方・いつ | 対処 |
|---|---|---|
| ライフガードの旗・看板 | タワーの旗と「HIGH SURF」「STRONG CURRENT」「DANGEROUS SHOREBREAK」「NO SWIMMING」などの看板 | 意味がわからなければライフガードに聞く。「NO SWIMMING」の日は入らない |
| 離岸流(リップカレント) | 波が立たず、水が沖へ向かって流れている帯。海面が暗く見えることがある | 流されたら岸に向かって泳がず、岸と平行に泳いで流れから抜け、抜けてから岸へ。無理なら浮いて手を振る |
| ブラウンウォーター | 大雨のあと、川の水が流れ込んで茶色く濁る | 州が注意を出す。濁っている間は数日入らない |
| ハコクラゲ | 満月の8〜10日後、南向きの浜(ワイキキ、アラモアナ、ハナウマ湾)に流れ着く | ワイキキ水族館のカレンダーで日付を見て、その日は旗と看板に従う。刺されたらライフガードに伝える |
| ノースショアの冬の波 | 冬(北からのうねりの季節)、ハレイワからサンセット・ビーチにかけて | 泳がない。見るときも波打ち際に近づかない。海に背を向けない |
ライフガードの旗は海の状態を知らせる合図で、赤は「危険」の意味で使われるのが一般的です。色や看板の意味が読み取れなければ、タワーまで行って「Is it safe to swim here?」と聞きます。ライフガードは答えるのが仕事なので、遠慮はいりません。
ウミガメやモンクアザラシが浜にいても、近づいたり触ったりしません。連邦・州の保護動物で、ウミガメは3m、アザラシは15m以上離れるのが目安です。

日差しと脱水
ハワイの紫外線は1年中強く、冬でも日焼けします。曇りの日も、海の中も同じです。暑さより「気づかないうちに焼けている・水分が抜けている」ことが問題で、初日に焼きすぎて残りの日程が台無しになる人が毎年います。
- 日焼け止め:オキシベンゾンとオクチノキサートを含む日焼け止めは、2021年1月1日からハワイで販売が禁止されています。サンゴに安全なもの(「リーフセーフ」と書かれたもの)を日本で買って持っていきます
- 帽子・サングラス・ラッシュガード:泳ぐ日は背中と肩をラッシュガードで覆うと、日焼け止めを塗り直す手間が減ります
- 水:ペットボトルを持ち歩き、のどが渇く前に飲みます。ハイキングは1人1Lを目安に多めに持ちます
- 酒と日差し:昼のビールのあとに海やハイキングに行くと、脱水が早く進みます。ビーチと公園での飲酒はそもそも違法です
- 冷房:屋内とバスの冷房は強く、海から上がったままの体で入ると冷えます。羽織るものを1枚持ち歩きます
けがや病気:医療費が高いので保険に入る
アメリカの医療費は日本よりかなり高く、救急車も有料です。短い診察でも数万円単位、入院や手術なら数百万円になることがあり、海外旅行保険に入らずに行くのは現実的ではありません。
具合が悪くなったら、まず保険会社のアシスタンスに電話します。日本語で対応してくれ、提携している病院やクリニックを案内してくれます。ワイキキには日本語で受診できるクリニックがあり、保険会社の案内に載っています。持病のある人は、薬を日数分より多めに持ち、薬の名前を英語で書いたメモを用意しておきます。持ち物の詳しい一覧は持ち物リストの記事にまとめています。

パスポートをなくしたとき
パスポートは、ホテルの金庫に入れておくのが基本です。それでもなくした・盗られたときは、次の順で動きます。
- 警察に届け出て、ポリスレポート(届け出の証明)をもらう。盗難も紛失も同じです
- 在ホノルル日本国総領事館に連絡する。開いている日時、必要な書類、予約の要・不要を確かめます(連絡先は外務省と総領事館のサイトで確かめる)
- 紛失の届け出をする。「紛失一般旅券等届出書」に、パスポート用の写真(縦4.5cm×横3.5cm)とポリスレポートを添えます。この届け出で、なくしたパスポートは失効します
- 新しいパスポートか「帰国のための渡航書」を申請する。新しいパスポートは発行まで日数がかかり、戸籍謄本などの書類も要ります。帰国日が近い人は、日本へ帰るためだけに使える「帰国のための渡航書」を申請します。渡航書では他の国へは行けません
渡航書の申請にも、日本国籍を確かめる書類と帰国の日程がわかるもの(航空券の控えなど)が要ります。戸籍謄本を旅行に持っていく人はいないので、日本にいる家族に取ってもらい、写真で送ってもらえるかを総領事館に確かめます。出発前に、パスポートの顔写真のページを撮影してスマホとクラウドに保存し、紙のコピーも別の荷物に入れておくと手続きが早くなります。
ESTAはパスポートとひもづいているので、新しいパスポートで次にアメリカへ行くときは申請し直すことになります。
緊急電話911と総領事館
警察・救急・消防は、すべて911です。日本の携帯からでも「911」とそのまま押せばつながります。英語に自信がなくても、「Police」「Ambulance」「Fire」のどれかと、今いる場所(ホテルの名前、通りの名前)を伝えれば動いてくれます。データ専用のeSIMやレンタルWi-Fiだけだと電話がかけられないので、ホテルの部屋の電話や近くの店に頼む方法も頭に入れておきます。
| 状況 | 連絡先 |
|---|---|
| けが・急病・事故・犯罪にあった | 911 |
| 具合が悪いが救急ではない | 海外旅行保険のアシスタンス(日本語) |
| パスポートをなくした・事件に巻き込まれた | 警察のあとで在ホノルル日本国総領事館(連絡先は外務省・総領事館のサイトで確かめる) |
| カードをなくした | カード会社の紛失・盗難の窓口(日本の番号に国際電話) |
緊急時のサイレンが鳴ったら、ホテルの案内とテレビ・携帯の緊急速報に従います。津波の警報なら海から離れて高い場所へ移動します。ハリケーンの季節は6〜11月で、上陸はまれですが、天気が荒れそうなときは国立気象局ホノルル支局の予報を見ておきます。
罰金になること(治安とは別の「安全」)
旅行者が知らずにやって、警察に止められることがあります。治安の問題ではなく、ルールの問題です。
- 横断中のスマホ操作(歩きスマホ):ホノルルでは2017年10月25日から違反です。罰金は1回目$15〜35、2回目$35〜75、3回目は$99までです。横断歩道を渡るときは、スマホをポケットにしまいます
- ビーチ・公園での飲酒:違法です。飲酒は21歳からで、酒を買うときも飲むときも身分証(パスポート)を求められます
- 公園・ビーチ・バス停の喫煙:2015年から禁止で、罰金は$100/$200/$500と回数で上がります。電子たばこも同じです
ほかのルールとマナー(横断歩道以外の横断、シートベルト、サンゴや動物の扱い)は次の記事にまとめています。
あわせて読みたい: ルールとマナー(罰金になること) — ハワイで罰金になるルール(公園・ビーチ・バス停の禁煙$100〜、横断歩道以外の横断$130、横断中のスマホ操作$15〜、ビーチでの飲酒、21歳未満の飲酒、ウミガメ3m・アザラシ15m、全席シートベルト)と、チップ・レイ・靴・服装など守りたいマナーを公式情報でまとめました。
よくある質問
Q ハワイで治安の悪いエリアはどこですか?
地名で覚えるより、「夜に人通りが無くなる場所」を避けるほうが確実です。夜の公園、チャイナタウンの夜、ワイキキの大通りから1本入った暗い通りがその例です。昼のチャイナタウンやダウンタウンは、普通に観光できます。
Q 女性の1人旅でも大丈夫ですか?
昼のワイキキ、アラモアナ、カイルアなどの観光地なら問題ありません。夜は明るい大通りを歩き、遠い場所や遅い時間は配車アプリを使います。バーで知らない人から飲み物を受け取らない、部屋番号を人前で言わない、の2つは守ります。
Q ビーチで泳ぐとき、荷物はどうすればいいですか?
貴重品を持たずに行くのがいちばんです。ホテルの部屋から水着で出て、部屋のキーと少しの現金だけを防水ポーチに入れて泳ぎます。グループなら1人が荷物の番をし、交代で泳ぎます。
Q 海外旅行保険は、クレジットカードの付帯保険だけで足りますか?
カードによります。自動付帯か利用付帯か、治療費の上限、家族が対象か、キャッシュレス診療ができるかを確かめ、足りなければ別に契約します。アメリカの医療費は高いので、治療費の上限は多めに見ておきます。
Q 子どもが海で迷子になったら、どうすればいいですか?
近くのライフガードタワーに伝えます。ライフガードは無線でつながっていて、浜全体に知らせてくれます。出発前に、子どもに「困ったらライフガードの所へ行く」と教え、ホテルの名前を書いた紙を持たせておくと安心です。
出典
このページの根拠にした公式・一次情報。2026年10月6日確認。
- 外務省 海外安全ホームページ — 海外でのパスポート紛失時の手続き(紛失の届け出・帰国のための渡航書)、たびレジ、在外公館の連絡先
- NWS: Rip Current Safety — ライフガードのいる浜で泳ぐこと、穏やかな日にも離岸流ができること、海に背を向けないこと
- NWS Honolulu Forecast Office — ハワイの天気予報、高波の注意報・警報、ハリケーンの情報
- Waikiki Aquarium: Box Jellyfish Calendar — ハコクラゲが南向きの浜に来る日の予測カレンダー
- Hawaii Department of Health, Clean Water Branch — 現在出ている水質の注意報(ブラウンウォーターなど)の一覧へのリンク
このページを引用・リンクするとき: ハワイの治安と安全対策【2026年】置き引き・車上荒らし・海の危険・911と総領事館 — ハワイ旅行ナビ, https://hawaii-tabi.com/plan/safety/




